地球史ちきゅうしに「12万年前まんねんまえ＝千葉時代ちばじだい（チバニアン）」、国際地質年代審査こくさいちしつねんだいしんさで認定にんていへ

産経新聞

地球ちきゅうの歴史れきしで約やく７７万まん～１２万まん６千年前せんねんまえの年代ねんだいが「チバニアン」（千葉時代ちばじだい）と命名めいめいされる見通みとおしになったことが１３日にち、関係者かんけいしゃへの取材しゅざいで分わかった。この年代ねんだいの基準地きじゅんちとして千葉県ちばけんの地層ちそうを国際学会こくさいがっかいに申請しんせいし、命名めいめいを目指めざす日本にほんの研究けんきゅうチームが、競合きょうごうするイタリアを一次審査いちじしんさで破やぶった。週内しゅうないにも発表はっぴょうする。正式決定せいしきけっていすれば地質年代ちしつねんだいに初はじめて日本の名前なまえが付つく快挙かいきょとなる。

地球の歴史を区切くぎる地質年代は、中生代ちゅうせいだいや白亜紀はくあきといった大おおきな区分くぶんの名称めいしょうが既すでに決きまっているが、小ちいさな区分は未定みていのものがある。今回こんかいの年代はネアンデルタール人じんが生いきていた「第四紀更新世だい４きこうしんせ」の中期ちゅうきに当あたり、命名めいめいの行方ゆくえが国際的こくさいてきに注目ちゅうもくされていた。